巻ノ八

「サクラの勧告」

中忍試験最後の関門は、精鋭下忍同士の一騎打ち。満身創痍のサスケはサクラの制止を振り払い、ナルトに『お前とも闘いたい』と告げる。一族の生き残りとして兄への復讐を誓うサスケは、この試練で己に問うていた。すなわち、「果たして自分は強いのか？」強敵と戦うことで、答えはきっと導き出せる。その強敵の中には既に、ナルトも含まれていた。